まずは、仕立てをする前準備として、陶器鉢(テラコッタや素焼鉢の時もあります)に株を支えるためのポールを添えます。より綺麗に仕立てをするため、独自に開発した当社オリジナルのポールを鉢に固定させます。
次に、仕立てをするための株を選びます。今回の選出は「ヤノブルーNo.25」です。ステムが曲がって伸びる性格ですので、仕立てるのは結構難しい方です。それでは仕立てを始めていきます。
ステムを固定するための支柱です。株の根元を持ち、花に傷が付かないように、株に支柱を通していきます。
支柱を通した株を、鉢に固定されたポールに通します。長く伸びた根は、極力折れないよう慎重に丸めて、鉢の中へ納めていきます。水ゴケや土は一切使いません。
ステムに沿って支柱を曲げ、固定させます。支柱を沿えないと運搬の際に花が揺れ、擦り傷や花取れ、最悪の場合ステムごと折れてしまう可能性もあります。
支柱を沿わせ、最後に怪我防止のため支柱キャップを先端に取り付けたら完成です。ここまでの所要時間は、おおよそ5分から10分です。こうしてお客様の元に届けられます。
このような豪華な寄せ植えも、色目を問わず2本立から5本立まで承ります。1鉢の所要時間は20分から1時間ほどかかります。